貝殻に関連した書籍

anemone (アネモネ) 2009年 09月号 [雑誌]

海辺で拾える貝ハンドブック

貝の図鑑―採集と標本の作り方

日本の貝〈1〉巻貝 (フィールドベスト図鑑)

小さな貝殻―母・森瑤子と私 (新潮文庫)

~夫より成功する妻は、家族を不幸にするのだろうか。世の中とは、まだそういうものなのだろうか。森さんの娘が書いた家族の肖像には、大金が転がり込んだことでダメになっていく一家の主と、苦悩する妻、子どもたちの様子が赤裸々に描かれていて、衝撃的だった。森さんはエッセイの中で、苦しいとは書いていても、なぜ苦しいのかについて言及することは、~~最期まで避けていた。きっと、作家として、妻として、書かないことがプライドだったのだと思う。にも関わらず、そんな家族の内情を軽々と暴露した「小さな貝殻 ~~ 母・森瑤子と私」には、読んではいけない物を読んでしまったような、後味の悪さが残った。この本は、母親のためではなく、自分のために出したものなのだろう。こういうものであっても、森さんのことなら何でも知りたいと思う人もいらっしゃるだろうことはわかる。でも、作家の母親を回顧する作品としては、有吉佐和子の娘である有吉玉青

タカラガイ・ブック―日本のタカラガイ図鑑

 葉山しおさい博物館館長池田 等さん等によるタカラガイ・ブックが刊行されました。題名はタカラガイ・ブック、副題は日本のタカラガイ図鑑です。題名をタカラガイ・ブックとしたのは単なる図鑑ではないと言う、内容に対する強い自信が窺われますし、まさにその通りだと思います。  まず、「タカラガイとは」と「世界のタカラガイ」の美麗な図版で、網羅すべき所は疎漏無くしっかりと決めています。  ページの構成は、1種に見開き2ページが割り当てられている。日本のタカラガイ88種の分布図、全てではないが、鮮明な生態写真あるいは変異の写真と説明を左ページに配し、見開き右ページに成長過程を、アングルを変えて示してあります。とても見やすくて、内容も判りやすく、これまでに無い完成された図版になっています。特に全ての種の成長過程を示してあるのは、著者のタカラガイに関する本が、他の図鑑類に比べ最も優れている所で、これまでにどれだけ努

光村ライブラリー (6)

たまご・貝殻のなかま シェル(殻)に学ぶ

コキーユ―貝殻 (小学館文庫)

貝殻チェリー

いわゆるケータイ小説(笑)と思ってバカにしてたら損する作品だ。 良い作品はもはやプラットフォームを選ばないということだろうか? いわゆる青春小説ではあるのだか、文学に対する作者の愛情が あふれんばかりに押し寄せてくる作品だ。 本のページを開いたときのわくわく感が手に取るように 伝わってくる。 ケータイ小説であっても、ページを開くときのときめきは 書籍のそれとなんら変わりはない。そう思った。